痙攣性発声障害でお困りの方へ

痙攣性発声障害

東洋はり灸院 院長の石丸です。

今回は「痙攣性発声障害は東洋医学で改善!」と題してお話ししたいと思います。

痙攣性発声障害とは

痙攣性発声障害

痙攣性発声障害は、喉の痙攣によって声が詰まったり、うまく声が出せなくなる発声障害です。

交通事故などの外傷が原因となるわけではなく、日常生活の中で突然発症し、次第に悪化していくのが特徴です。緊張するとさらに声が出にくくなるケースもあります。

西洋医学での治療

病院

耳鼻咽喉科やボイスクリニックでは以下のような治療が行われます。

  • ボイストレーニング
  • ボツリヌス注射
  • チタンブリッジ

ただし、筋肉を麻痺させて一時的に痙攣を抑えるボツリヌス注射は、効果が3か月ほどしか続かず、注射を繰り返す必要があります。また、チタンブリッジも強制的に声を出しやすくする方法ですが、手術のためリスクを伴います。

これらはいずれも根本的な治療ではなく、症状を一時的に抑える対症療法にすぎません。

東洋医学であれば改善が可能?

説明

先ほどもお話ししたように、痙攣性発声障害は日常生活の中で突然現れる病気であり、西洋医学では原因不明とされるケースが多くあります。そのため病院では対症療法しかできません。

一方、東洋医学はこうした「日常生活の中で自然に発症する病」を非常に得意としています。私は難治性の発声障害とされる痙攣性発声障害も、東洋医学であれば改善が可能だと考えています。

ここからはその理由についてご説明していきます。

体全体を把握することの重要性

説明

病院では声や喉のみに注目しますが、東洋医学では「森を見て木を治す」という考え方を大切にし、体全体から原因を探ります。声の不調以外にどのような症状を持っているかが非常に重要なのです。

例えば、発声障害以外に以下のような不調を抱えていないでしょうか。

  • 婦人科系疾患(生理痛、生理不順、PMS、子宮筋腫、卵巣嚢腫など)
  • 爪の症状(縦線がある、割れやすい、薄い、巻き爪など)
  • 肩こり、腰痛
  • 鼻の症状
  • 目の症状(近視、乱視、ドライアイ、疲れ目など)
  • 花粉症
  • 頭痛

私はこれまで、「声のトラブルだけで、他には一切不調がない」という方に出会ったことがありません。

対症療法になる理由

人体模型

例にあげたような不調は、病院では以下のように診療科が分けられます。

婦人科系疾患婦人科
爪の症状形成外科
肩こり、腰痛整形外科
鼻の症状耳鼻科
目の症状眼科
花粉症耳鼻科
頭痛脳神経外科

このように症状ごとに診療科が分かれてしまうと、原因がバラバラに扱われ、結局は対症療法に終わってしまいます。

一時的に症状を止めることや、手術で無理やり症状が出ないようにすることは、「体が治った」とは言えないのです。

東洋医学の考え方

統括院長の説明

一方で、東洋医学では症状の出ない体づくりをしていきます。

痙攣性発声障害の方の多くは、その他の症状を抱えているため、この「その他の症状」とつながっているところに働きかけることで、両方の症状が改善されていきます。

東洋医学では、声の不調であっても喉以外の症状もすべて聞き取ることで原因を見つけ出すため、根本改善が期待できるのです。

また、痙攣性発声障害の方には、その他の症状以外にもお酒の強さや酸味に対する味の好みなどもお聞きします。

こういったさまざまな情報を踏まえたうえで、探偵のように原因を探りながら施術をすることで、痙攣性発声障害の改善が可能になるのです。

おわりに

カラオケ

チタンブリッジのような大掛かりな手術は最終手段として検討すべきでしょう。

ですが、私は手術に頼らずとも東洋医学で改善できると考えていますし、たとえ手術で声が出るようになったとしても、その他の症状は放置されてしまうからです。

西洋医学では原因不明で難治性とされる痙攣性発声障害も、東洋医学なら改善が期待できます。ぜひ一度、東洋医学を選択肢のひとつとして考えていただければと思います。

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