肩こりについて

肩こり

デスクワークやスマートフォンの使用により、慢性的な肩こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。一般的には姿勢の悪さや目の酷使が原因と言われていますが、東洋医学ではまったく違うところに原因があると考えています。

こちらでは東洋医学から見た肩こりの本当の原因をはじめ、鍼灸が効果的な理由やおすすめのツボをご紹介します。「肩こりがつらい」という方はぜひ最後までご覧ください。

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※施術効果には個人差があります。

一般的な肩こりの原因は「姿勢の悪さ」

病院や接骨院に行くと、肩こりは「姿勢の悪さ」や「目の使いすぎ」が原因と言われることが多いでしょう。特にデスクワークが多い方や、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方は特に肩こりになりやすい傾向があります。

また、以下のような要素も肩こりを引き起こす原因になると言われています。

  • スマホをよく使う
  • 猫背である
  • 肩より首が前に出ている
  • 前かがみの状態で家事をしている
  • 目が疲れている

日頃からこのような状態だと肩だけではなく、首、背中にも大きな負担がかかってしまうため、「コリ」が発生しやすくなります。

では、姿勢を正せば肩こりが改善するのか?と言われると、残念ながらそういうわけではありません。慢性的な肩こりに悩まれている場合は、根本的な原因を把握しない限り肩こりを完全に改善することは難しいと言われています。

  • 肩を強く揉む
  • 肩を叩く
  • 湿布を貼る

といった一般的なアプローチでは肩こりを改善するのは難しいため、違う角度からのアプローチが必要なのです。

東洋医学から見た肩こり

説明

東洋医学では一般的な見方とはまったく違う角度から肩こりを認識しています。

私たちの体には「水・血・気」が流れていますが、これらの巡りが悪くなってしまった状態を「不通則痛(ふつうそくつう)」と呼びます。

気血水

不通即通になると、痛みや違和感など不快な症状があらゆるところに現れます。肩こりの場合は特に「血」のめぐりが悪い状態で、血がスムーズに体内をめぐるようになると自然と症状が改善します。

姿勢を正すのもたしかに重要ですが、それと同時に体内を流れる3つの要素の流れを滞らせないことも大切です。

5つの肩こりタイプ

肩こりと一言で言ってもさまざまな種類が存在します。

私たちの体内にある「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」のタイプによって、痛む箇所やアプローチ方法が変わってきます。

  • 肝タイプ・・・右の肩に症状が出やすい
  • 心タイプ・・・肩甲骨の上部分に症状が出やすい
  • 脾タイプ・・・健常部、上部に症状が出やすい
  • 肺タイプ・・・左の肩に症状が出やすい
  • 腎タイプ・・・肩甲骨の内側に症状が出やすい

もちろんすべての肩こりが5つのタイプに完全に分類できるわけではなく、複数タイプの肩こりを併発している場合もあります。

しかし、どこの部位が痛むかによって適切なアプローチをおこなうことで、症状が緩和する可能性が高いので、まずは自分の体と向き合うところから始めましょう。

東洋医学の鍼灸が肩こりにおすすめの理由

東洋はり灸院では肩こりをはじめ、あらゆる不調や不快な症状を改善するための方法として鍼灸施術をおこなっています。

なぜ肩こりに鍼灸がおすすめなのか、その理由を3つご紹介します。

1.根本原因を解明しアプローチするから

男女

鍼灸では痛みや不調出ている部分だけではなく、体全体に着目します。

体が出しているSOSにしっかりと耳を傾けて、根本原因を把握することで「ぶり返し」を防ぐことができます。

2.自己免疫力を高めるから

鍼灸師

人間は誰でも自己免疫力を持っていますが、不快な症状に悩まれている方の多くは免疫力が低下している可能性があります。

鍼灸や漢方などの東洋医学のアプローチでは本来持っている自己免疫力を高め、「病気になりにくい体づくり」を目指します。

3.自律神経を整えてストレスを解消できるから

お灸

ストレスも肩こりの原因となることが多いと言われています。

鍼灸では自律神経を整える効果があり、ストレスを緩和することで心身の緊張状態をゆるめることができます。

肩こりにおすすめのツボ3

私たちの体には無数にツボ(経穴)が存在しますが、その中でも特に肩こりに効果があるとされるツボを3つご紹介します。

これらのツボに積極的にアプローチすることでより早い改善が期待できます。

1.陽陵泉(ようりょうせん)

陽陵泉

下肢外側、腓骨頭の前下方のくぼみにあるツボで、気血が多く集まる場所の一つです。

陽陵泉は「筋会」と呼ばれており、特に肩こりや首こりなど筋肉の不調に効果的と言われています。

2.肩井(けんせい)

肩井

第七頸椎と肩関節の真ん中にあるツボです。

お灸をすると血行が促されることで筋肉の緊張が和らぎ、肩の痛みや違和感の改善へと導いてくれます。

ただし「堕胎のツボ」でもあるため、妊娠中には鍼灸はもちろん、軽く押すのもNGとされています。

3.大椎(だいつい)

大椎

首と背中の境目のくぼみの中央にあるツボです。

首や肩のまわりの血液をスムーズに循環させる効果があります。また、ひどい肩こりがもたらすめまいや吐き気など、自律神経系の症状にも効果的で、風邪の予防にもよく使われています。


これら3つのツボに鍼灸をすることによって肩こりの改善につながり、また快適な毎日を取り戻すことができるでしょう。

注意点

説明

ただし、火傷などのリスクもあるため、医師や専門家のアドバイスを受けながら安全におこなうのが望ましいですね。

鍼、お灸どちらも初めての場合は自分でおこなうのが難しいと思いますので、ぜひ当店へご相談いただければ幸いです。

肩こりを改善して快適な毎日を目指そう

一般的に、肩こりは姿勢の悪さや目の使いすぎ、ストレスなどが原因と言われていますが、東洋医学では体の内側の不調に着目し、根本改善を目指します。

体から出ているSOSに耳を傾け、一人一人の症状やお悩みに寄り添いながら最善のアプローチを一緒に考えていきましょう。それぞれ肩こりのタイプやアプローチ方法は異なるため、まずはご自身の体と向き合うことが大切です。

肩こりが起こりにくいよう、日常生活のアドバイスもさせていただきますので、どのようなお悩みでもぜひ東洋はり灸院へご相談ください。