膠原病でお悩みの方へ

気分障害の女性

日本には「難病」と指定されている病気が数多く存在しますが、膠原病(こうげんびょう)もそのうちの一つです。難病に指定されているくらいですので、完治はおろか治療することも難しく、また具体的な治療方法も確立されていない現状があります。

急激に体重が減少したり、関節の腫れやこわばり、疲労感がずっと続く・・・といった症状が見られる場合にはもしかしたら膠原病にかかっているかもしれません。疑わしい症状が見られたら病院に行くのも良いですが、東洋医学を用いた鍼灸施術も非常に効果的です。

こちらでは東洋医学から見た膠原病の本当の原因と対策法について詳しくお伝えしています。ぜひご覧ください。

【動画解説】膠原病でお悩みの方へ

※施術効果には個人差があります。

膠原病とはどんな症状?

怠い

膠原病とは、実は独立した病気の名前ではなく自己免疫疾患の中の一つです。

自己免疫疾患とは、人間が持つ自己免疫の異常により痛みやあらゆる不快な症状が出てしまう状態のことを指します。

本来私たちの体は外部からウイルスや細菌が入ると、免疫機能が働き体内で戦うことにより、体を健康な状態に戻そうとします。しかし、自己免疫疾患を患うとウイルスや細菌が体内に入っていないにも関わらず、正常な細胞を攻撃してしまうことにより自分で自分の体を傷めつけてしまうのです。

本来体を守ってくれるはずの免疫機能がこのようなエラーを起こしてしまうため、現れる症状は強力で、放っておくと関節が変形したりして日常生活が困難になることもあります。

膠原病にみられる主な症状は以下の通りです。

  • 関節の腫れやこわばり
  • 疲労感が続く
  • 急な発熱
  • 原因がないのに急な体重減少

膠原病の中でもさらに細かく病名が分類されており、認知度が高いものでは関節リウマチ、また涙や唾液を作っている臓器を中心に炎症を起こすシェーグレン症候群も代表的な病気です。

膠原病のほとんどは難病指定されており、現代の医学でも何が原因で自己免疫に異常をきたしているのか根本的な原因は解明されていません。その結果、まずは現在不快に感じられる症状に対して対症療法をおこなうのが一般的です。

膠原病の原因は「個人が持つ体質」

病院

膠原病の原因は現代の医学では解明されていないため、西洋医学では対症療法として以下の2つの治療を主に行います。

  1. 免疫抑制薬
  2. ステロイド薬

    免疫抑制薬は免疫機能の異常を改善させることを目標とした薬で、免疫機能に働きかけることで病気が活発になるのを防ぐことができます。

    症状が落ち着く「寛解」状態となる可能性は高いものの、薬が効きはじめるのに時間がかかることと、副作用が強いというデメリットがあります。また、自己免疫を働かなくするため、あらゆる病気にかかりやすくなってしまいます。

    くすり

    ステロイド薬は関節などの痛みに対して痛みを和らげる効果を持っており、抗炎症作用が期待できます。

    膠原病の治療では免疫抑制作用も併せ持つステロイド薬を使用されることが多いですが、副腎皮質ホルモンから作られる薬で、急にやめるとめまいや吐き気などの離脱症状を起こす可能性があります。

    また、長期的に服用することによって骨粗鬆症や胃潰瘍など、深刻な副作用を招く危険もあります。


    免疫抑制薬にしてもステロイド薬にしても、一時的には効果が見られるものの長期間服用し続けることにより効果よりも副作用の方が大きくなってしまう場合もあります。

    東洋医学の捉え方

    東洋医学

    一方、東洋医学では西洋医学と違った見解をしているため膠原病の本当の原因を「一人一人の持つ体質」にあると考えています。

    体質によって、膠原病に限らずあらゆる病気が引き起こされるという考え方であるため、病気を招き寄せない体質改善をおこなうことをもっとも重視しているのです。

    経絡治療で体質改善

    東洋医学

    東洋医学では膠原病をはじめ、あらゆる病気の原因は個々の体質とご紹介しましたが、体質は改善することが可能です。「生まれ持った体質だから変えるのは難しいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、鍼灸を用いれば体質改善を目指すこともできるのです。

    当院では東洋医学を用いた鍼灸施術で体質改善を促しますが、その時に行う施術が「経絡治療(けいらくちりょう)」と呼ばれるものです。

    経絡治療とは、私たちの体の中にある「気・血・水」や病気に抵抗する力である「正気(せいき)」の通り道(経絡)の滞りをなくしてスムーズに道を開けられるようにする施術のことです。

    気血水

    経絡と体の表面を結ぶ点が経穴(ツボ)であり、体中に散らばっているツボを鍼とお灸で刺激することで症状の改善へと導きます。

    膠原病を改善して快適な毎日を目指そう

    膠原病は難病指定されているだけに、原因はもちろん具体的な治療方法についても明らかにされていません。しかし、東洋医学では膠原病の原因を「体質」を考えているため、病気を呼び寄せない体質づくりをすることが健康への第一歩と考えています。

    当院の鍼灸施術は痛みや熱さを感じませんので、鍼灸が初めての方もぜひ安心してご来院ください。

    当院の技術は多くのメディアで紹介されています

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    東洋はり灸院 新宿代々木院