流産・不育症について

ハート
  • 「何度妊娠しても流産してしまう」
  • 「思い当たる原因がないのに流産や不育症を引き起こしてしまう」

命を授かったにもかかわらず、このようなお悩みをお持ちの方は少なくありません。

実際、流産が起こる確率は妊娠が確認された後に起こる場合約15%で、妊娠を自覚する前に起こる流産も含めると約30%にものぼります。この数字を見ると、赤ちゃんが健康に産まれてくることはまさに奇跡であると感じられますね。

流産や不育症になると母親は自分を責めてしまうかもしれませんが、外的な刺激や思い当たる原因がないにもかかわらず流産・不育症を起こしてしまうことは珍しくありません。

本記事では流産・不育症の症状や原因をはじめ、自宅でできる予防法をご紹介します。病院に行っても適切なアプローチがしづらい流産・不育症を改善するきっかけになれば幸いです。

【動画解説】流産について

流産後、無事出産された女性との対談

※施術効果には個人差があります。

流産・不育症の特徴と症状

腹痛

流産とは、妊娠22週よりも前に何らかの原因で妊娠が強制的に終わってしまうことを指します。一方、不育症とは2回以上の流産や死産をくり返し起こしてしまう病気を指します。

いずれにしても、せっかく妊娠したにもかかわらず、赤ちゃんが母親のお腹の中で育つことができなくなってしまい、結果的に産まれてこられなくなるためとても悲しいですね。

実は1回目の自然流産が起こる確率は10~15%と意外にも高く、中には胎児の染色体異常など母体にはまったく要因がない場合もあります。また、何度も流産をくり返してしまうことを「習慣性流産」「反復性流産」といい、多くの女性が悩んでいる現状もあり、健康な赤ちゃんが無事に産まれてくることはまさに奇跡と言えるでしょう。

病院で流産や不育症と言われると、母親は「自分が悪い」と責めてしまうかもしれません。しかし、自分を責める必要はなく、まずは何が原因で流産や不育症が起こっているのかを理解するのが先決です。

検診

妊娠12週以下で流産を起こすと自覚症状がない場合もありますが、以下のような症状が見られたら流産・不育症を起こしている場合があります。

  • 鮮明な赤色もしくは黒みがかった赤色の出血がある
  • 子宮の収縮
  • 腹部にけいれんのような鈍痛もしくは鋭い痛みがある

これらの症状が見られたら残念ながら流産をしている可能性が高いため、できるだけ早く産婦人科でみてもらうことをおすすめします。

流産・不育症の種類と原因

吐き気

流産と一言で言ってもさまざまな種類があることをご存じでしょうか。妊娠22週未満に何らかの原因で流産してしまった場合は「自然流産」と呼ばれ、ほとんどの場合このケースに当てはまります。

他にも以下のような種類の流産があるため、どのタイプの流産をくり返しているのかを把握することが大切です。

  • 切迫流産
  • 進行流産
  • 完全流産
  • 稽留(けいりゅう)流産
  • 感染流産
  • 化学流産

どの時期にどのような原因で流産しやすいのかを把握すれば、流産しないように適切なアプローチや生活習慣の改善をおこなえるはずです。

安産祈願・妊娠

また、以下の要素・習慣を持っている方は流産・不育症を引き起こしやすいため注意が必要です。

  • 若年・高齢出産
  • 低身長・肥満
  • 重度の持病
  • 重いものを持つ
  • かたよった食生活
  • 飲酒・喫煙
  • 激しい運動
  • 大きなケガ
  • 無理な姿勢
  • 熱い湯舟に長時間浸かる

この中に当てはまる項目がある方は、一般の方よりも流産や不育症を起こしやすいと言われています。

年齢や生まれ持った体質を変えるのは難しいかもしれませんが、体に負担をかけない・食生活を整えるなどは誰でもできるため、一度ご自身の生活を見直してみてもよいかもしれません。

流産・不育症に鍼灸が効果的な理由

東洋医学の説明

西洋医学では流産の原因をはっきりと特定できないことが多いですが、東洋医学では内臓機能の低下が主な原因であると考えています。

私たちの体内には「肝」「心」「脾」「肺」「腎」のメインとなる5つの臓器がありますが、これらの機能が弱まることで流産や不育症の原因になります。この中で特に腎・脾・肝の3つが妊娠に大きくかかわっており、まず「腎虚(じんきょ)」になると、妊娠しても育ちにくい・妊娠自体しづらい状況になってしまいます。

五臓・東洋医学

脾は体を健康に保つ気や血の源となる栄養を得る役割を担っていますが、この気・血から腎のエネルギーが作られるため、脾の働きが弱まると自然と腎も弱ってしまいます。

体中の筋肉と関係が深い肝は、子宮にも大きく携わっています。肝の機能が弱まると、出産以外でも子宮が収縮してしまい、流産につながる可能性があります。

東洋医学の鍼灸は、腎・脾・肝だけでなく弱っている臓器の機能を自然に元に戻すことができるため、体の内側から健康を目指せますよ。

流産・不育症の予防法

食事

授かった赤ちゃんを流産させないためには、以下の予防法が有効です。

  • 重いものを持たない・無理な姿勢をしない
  • 激しい運動を避ける
  • 下半身を冷やさない
  • 刺激物やカフェインの摂取を控える
  • 睡眠を十分にとる
  • バランスのよい食生活を心がける

これらを心がけるだけでも流産・不育症を予防することができますが、もし何をやっても効果がない場合には、当店へご相談ください。

流産・不育症を乗り越えて明るい未来へ

妊婦さん

何度も流産や不育症をくり返してしまうことに悩んでいる女性は多くいらっしゃるでしょう。流産や不育症と言ってもさまざまな種類があり、原因も人によって多種多様です。

東洋医学では妊娠と関係が深い腎・脾・肝の機能を改善させることが最善の策であると考えているため、ぜひ当店の鍼灸を一度試してみてくださいね。

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