三叉神経痛について
神経痛の中でも顔面に痛みが生じるものを「三叉神経痛」と呼び、痛みで表情が硬くなったり、笑えなくなってしまうというような患者様も見られます。
私たちの体の中にはあらゆる神経が存在していますが、顔にも神経が通っており、その神経が圧迫されることによって痛みが生じます。別名「自殺病」という名を持つほどであり、痛みはとても強く、ひどくなれば日常生活を送ることも困難になってしまいます。
そんな辛い三叉神経痛の本当の原因と対策法についてこちらで詳しくご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
【動画解説】三叉神経痛は東洋医学
※施術効果には個人差があります。
三叉神経痛とはどんな症状?
「顔が痛い」このような症状をお持ちの方はもしかしたら三叉神経痛かもしれません。
三叉神経痛とは、顔面にある三叉(みつまた)に分かれた神経が圧迫されることにより生じる痛みのことを指します。
三叉神経の圧迫は血管や腫瘍など外科的要因で起こることが多いとされていますが、100人三叉神経痛に悩んでいる人がいた場合、数十人は原因がハッキリしないと言われています。これは神経系の病気だけにとどまらず「◯◯症候群」と名のつくものに関しても同じことが言えます。
三叉神経痛の痛みはとても強く、突発的に現れるのが特徴です。じりじりと長時間痛みが続いたり「なんとなく痛いかも」という場合には三叉神経痛ではなく他の病気を疑ったほうがいいでしょう。
- 痛い時と痛くない時が明確
- 一瞬の強い痛みを複数回繰り返す
- 顔面への刺激が痛みの引き金となることが多い
- 片方、同じ箇所の痛み
三叉神経痛には上記のような症状が見られることが多いので、一つでも当てはまる項目があればぜひご相談ください。
三叉神経痛の原因は不通即痛(ふつうそくつう)
三叉神経痛は西洋医学では先ほどご紹介したように「三叉神経の圧迫が原因」と考えられています。
そのため、西洋医学の治療法はてんかんの薬、痛み止め、ブロック注射、腫瘍の除去など外科的な措置を用いられることが多いです。
しかし、ほとんどの患者様は圧迫するものがない状態で痛みを感じている現状がありますので、そのような治療をおこなったとしても、根本解決にはいたりません。
一方、東洋医学では三叉神経痛の原因をまったく違うところにあると考えています。
東洋医学の中でも有名な考え方の一つに「不通則痛」という言葉がありますが、まさにこの状態になると三叉神経痛を引き起こすという認識を持っています。
不通即痛という言葉を初めて聞かれた方もいらっしゃると思いますので、こちらで詳しく解説します。
不通即痛とは?
不通即痛とは東洋医学の代表的な考え方の一つで「通らざれば即ち痛みが出る」というものです。いわゆる体内の循環がうまくいっていないことによって不快な症状が出てしまっているという認識ですね。
私たちの体を構成する代表的な要素として「水・血・気」の3つがありますが、これらが滞ってしまうことで三叉神経痛に限らず、あらゆる痛みを引き起こす場合があります。
したがって、体内を滞りなくうまく循環させるように対策をおこなうのが、完治への近道と言えるでしょう。
当院では鍼灸を使った施術をおこなって症状の根本改善に努めますが、すべての症状に効果があるとは限りません。
三叉神経痛の場合以下のような状況におかれている方が多いですが、このような場合には鍼灸施術が効果的です。
- 気温の変化
- 低気圧
- 季節の変わり目
- 朝昼晩で痛みが違う
逆に常に痛みを感じる場合や気候や気圧によって痛みの度合いが変わらない場合などは西洋医学による治療の方が適切でしょう。
東洋はり灸院と他院の違い
全国には多くの鍼灸院が存在していますが、東洋はり灸院と他の鍼灸院では違う点がいくつもあります。
初めて当院に来院される方のために、どういった点が違うのか詳しくご説明します。
①開業当初から鍼灸一筋で高い鍼灸技術を誇る
鍼灸院の中にはマッサージや整体などと組み合わせて鍼灸施術をおこなう鍼灸院も多くみられます。
その点東洋はり灸院は開業当初から鍼灸一筋を貫いており、そういったスタイルの鍼灸院はなんと全国に2%しか存在しません。
鍼灸師は豊富な知識と実績を持っており、全員が患者様の症状の改善のために日々勉強に勤しんでおります。
②痛みや熱さのない安心の施術
当院の鍼灸施術は小さいお子様から高齢者の方まで老若男女問わず、どんな症状の方であっても受けていただくことが可能です。
鍼は主に柔らかい「銀」やパワーのある「金」を使い、お灸は「国産のもぐさ」をスタッフが一つ一つ心を込めて捻ったものを使います。
お子様には刺さずに撫でるだけの「小児鍼」を、美容系疾患には細い「美容鍼」を用いるなど、一人一人に合わせた施術をカスタマイズいたします。
三叉神経痛を改善して快適な毎日を目指そう
自殺病とも言われるくらい強い痛みが特徴の三叉神経痛は、痛みに思わず顔をしかめてしまったり、「いつ痛みが出るか」とビクビクしながら過ごすことにストレスを感じてしまうでしょう。
東洋医学の鍼灸施術を用いれば根本から改善することが可能ですので、ぜひご相談ください。