テニス肘でお悩みの方へ
テニスをおこなう方の中には「肘が痛い」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。テニスをやる時に肘が痛む状態が続けば、それは「テニス肘」かもしれません。
テニス肘になるとテニスのストローク動作をおこなう時に痛みやしびれといった違和感を感じることから、症状がひどい場合はテニスをプレーすることが難しくなってしまうかもしれません。
腕を使うスポーツでは特に関節である「肘」を傷めやすい傾向にありますので、適切なケアが必要です。こちらでは東洋医学から見たテニス肘の本当の原因と対策法についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【動画解説】テニス肘の治し方
※施術効果には個人差があります。
テニス肘とはどんな症状?
テニス肘という病気を聞いたことがあるでしょうか?テニスを日常的にプレーしていたり、テニス部に入っている学生の方などは一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
テニス肘とはその名の通り、テニスのストローク動作をおこなう際に痛みやしびれが生じる症状のことを言い、別名「外側上顆炎(がいそくじょうかえん)」や「内側上顆炎(ないそくじょうかえん)」とも言います。
症状が軽度な場合は、多少痛みや違和感があっても通常とおりテニスをおこなうことができますが、症状がひどくなるとテニスを中止しなくてはならないケースもあります。
手術について
また、稀なケースではありますが治療を受けたにもかかわらず効果が出ない場合は、手術が必要になることもあります。
手術をするとテニス肘の症状からは解放されますが、リハビリが必要になったり、テニスの腕前が元通りになるかも正直期待できません。
手術が必要なまでに症状が進行すると、テニスだけではなく日常生活にも支障をきたすことがありますので、そうなる前に対処した方が良いでしょう。
東洋医学と西洋医学
東洋医学では症状がある場所だけではなく体全体と向き合うのが特徴ですが、テニス肘の場合は以下のような症状が現れる可能性があります。
鼻炎 | 花粉症 | 蓄膿 | 副鼻腔炎 |
後鼻漏 | 喘息 | 気管支が弱い | 慢性扁桃炎 |
手汗 | 下痢 | 便秘 | 乾燥肌 |
風邪を引きやすい | 咳が止まらない | 手足末端の冷え | 吹き出物 |
東洋医学と西洋医学の違いは、「一つ一つのパーツ」をみるか「カラダ全体をみるか」という点です。
カラダ全体をみることによって原因がハッキリしている病気だけではなく、「なんとなく調子が悪い」というような状況も改善することが可能です。
テニス肘の原因は「気血」の滞り
西洋医学ではテニス肘の原因を「使いすぎ」や「間違ったフォーム」というように考えている場合がほとんどです。そのようなことが原因となりテニス肘を引き起こしている事実はあながち間違いではないのですが、治療をおこなっても改善しないことに問題があります。
西洋医学では湿布、痛み止めの服用、電気治療といった方法でテニス肘を改善しようと試みますが、これらは対症療法にしかすぎません。一時的に痛みがなくなり、また思いっきりテニスをすることができるようにはなりますが、また一定期間経つと繰り返しテニス肘を再発してしまうことがよくあります。
西洋医学では起こっている症状にだけ目を向けるという特性がありますので、一時的な効果は大きいものの根本改善とはならないのが現状です。
一方、東洋医学ではテニス肘の原因を西洋医学とはまったく違った「気血の滞り」と考えています。気血とは「気」と「血」のことであり、私たちの体にはなくてはならないものです。
気や血は絶えず私たちの体を巡り、元気に活動できるエネルギーやパワーとなりますが、この巡りが滞ってしまうとあらゆるところに不快な症状が現れます。
巡りを良くするためにはどうするかというと、気血が流れている通り道「経絡(けいらく)」と「経穴(ツボ)」に施術をおこないます。テニス肘を患っている方の多くは呼吸器が弱い体質の方が多いため、呼吸器にアプローチできる経穴に鍼灸施術をおこなうことでテニス肘が改善します。
当院の鍼灸施術について
当店では東洋医学を用いた鍼灸施術をおこない、あらゆる不快な症状を根本から改善することを目標としています。
鍼灸施術と聞くと「怖い」と感じられる方も多いと思いますが、当院の鍼灸施術はまったく痛みや不快感がありません。どんな症状をお持ちであっても、お子様や高齢者の方でも安心して受けていただけます。
鍼ともぐさ
東洋はり灸院では、使い捨ての鍼を使用しています。
症状やご年齢に応じて、お子様には小児鍼として金の鍼で刺さずに施術をしたり、美容系のお悩みの方には銀の鍼よりもさらに細い美容鍼を使用することもあります。
また、お灸に関しては国産のもぐさをスタッフが心を込めて一つ一つひねったものを使用しています。お体の状態をしっかりと確認させていただき、一人一人に合った施術を提案させていただきますので、どんなに些細なことでも一度ご相談くださいね。
テニス肘を改善して快適な毎日を目指そう
テニス肘を患うと、テニスをプレーすることはもちろん症状がひどくなれば日常生活にも支障が出てしまうことも少なくありません。
対症療法では一時的にしか改善しませんし、自然治癒することも少ないため、早めの対策が必要とされる症状の一つです。東洋はり灸院では東洋医学に基づいた純粋な鍼灸施術をおこないますので、一度お問合せください。