逆流性食道炎は体質改善で良くなる!東洋医学を用いたアプローチ法を紹介

喉の痛み

のどの違和感や胸焼けといった症状が代表的な逆流性食道炎に悩まされている方は、年々増加傾向にあります。

その背景には高齢者や肥満の増加、食文化の変化などが大きく関係しており、逆流性食道炎を改善するためには薬でアプローチをするのが一般的です。

しかし、薬には高い効果だけではなく、時に副作用の方が強く出てしまうこともあります。

本記事では逆流性食道炎に薬を用いたアプローチがおすすめできない理由と、東洋医学を用いた安全なアプローチ法についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。

【動画解説】逆流性食道炎でお困りの方へ

※施術効果には個人差があります。

逆流性食道炎の症状

腹痛

「逆流性食道炎」は胃液が食道に逆流することで炎症が起きる病気です。

胃液は強い酸性であるため、胃をはじめのどにも刺激を与えることで以下のような不快な症状を引き起こします。

  • 胸焼け
  • 胸の痛み
  • 胃のむかつき
  • 胃の不快感
  • 酸っぱいものや苦いものが胃から上がってくる
  • 喉の違和感
  • 腹部の膨満感

これらの症状は胃腸の疲れや風邪の初期症状とよく似ており、自己判断で胃薬や風邪薬を飲んでしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

逆流性食道炎である限り、もちろんそれらの薬を飲んでも症状が改善することはなく、むしろ悪化してしまうこともあるため、自己判断で改善を試みるのは非常に危険です。

「毎日のように胃腸の調子が悪い」「のどに違和感がある」という場合、逆流性食道炎である可能性が高いため、早めにケアをすることが好ましいでしょう。

逆流性食道炎に薬を使ったアプローチがおすすめできない理由

クスリ・くすり

病院で「逆流性食道炎」と判断された場合、一般的には薬を用いてアプローチをおこないます。

この時に処方される薬はとても強い効果があるものの、副作用が出てしまうことも多く、「さらに症状が悪化した」というケースも存在します。

逆流性食道炎を改善するための薬であるにもかかわらず、逆に体調が悪くなってしまっては元も子もありませんよね。

また、薬を飲んでいる間は逆流性食道炎の症状が緩和しているものの、薬が切れたり、飲むのをやめた瞬間に症状が再発するというケースも見られます。

くすり

薬は痛みや違和感を改善するのには適していますが、あくまでも対症療法であるため「根本改善は難しい」と言われています

その点、東洋医学では薬を使わないのはもちろん、症状が出ている部分以外にもアプローチをおこないます。

したがって、副作用の心配がないだけではなく、他の症状もあわせて改善することができ、体全体を健康に導くことが可能です。

逆流性食道炎の原因は「体質」

東洋医学・説明

一般的に逆流性食道炎の原因は、加齢や暴飲暴食、肥満であると言われています。

しかし、東洋医学では少し違う見方をしており、まったく違ったところに原因があると考えています。

私たちはひとりひとり異なる「体質」を持っていますが、この体質こそが逆流性食道炎に大きく関係しています。

逆流性食道炎になりやすい体質の方は、以下の症状にも悩まされていることが多いでしょう。

  • 頭痛
  • 鼻炎
  • 眼精疲労
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 冷え性
  • 生理痛
  • 生理不順
  • 便秘
  • 風邪を引きやすい
  • ぜんそく
  • 不眠症

逆流性食道炎に限らず、どのような病気でも突然発症するわけではありません。

「ひとりひとりが持つ体質がさまざまな病気や不快な症状を引き起こしている」というのが東洋医学の考え方です。

つまり、大元となっている体質を改善することにより、不調を改善して健やかな毎日を取り戻すことができるようになるのです。

東洋医学を用いた逆流性食道炎への2つのアプローチ法

東洋医学

東洋医学では病気の大元となっている体質を改善するところから始めますが、具体的にはどのようなアプローチ法があるのかご紹介しましょう。

①鍼灸で体の循環を整える

気血水

東洋医学の代表的なアプローチは鍼灸であり、鍼やお灸を用いて体の循環を整えます。

私たちの体には「水・気・血」という大切な要素が体内を巡っていますが、これらが滞るとあらゆる不快な症状を引き起こします。

鍼灸をおこなうと、これらの循環がよくなり体のバランスを整えることができるでしょう。

逆流性食道炎には以下の4つのツボが効果的です。

  • 中浣(ちゅうかん)
  • 天枢(てんすう)
  • 孔最(こうさい)
  • 足三里(あしさんり)

また、消化器系と深い関係にある「肺」と「脾」にかかわるツボにも施術をおこなうことがあります。

当店の鍼灸は痛みや熱さをほとんど感じないため、「鍼灸が初めて」という方でも安心して受けていただけます。

②食生活を改善して内側から体の機能を高める

食事

東洋医学では鍼灸以外に食生活の見直しもアプローチ法のひとつとして取り入れています。

食事は私たちの体を作る元となるため、特に以下の料理や食材は控えるようにしましょう。

  • 冷たい飲み物・食べ物
  • 白砂糖

冷たいものは胃に負担をかけ、白砂糖は血糖値を急激に上げてしまうため、体にとってよくありません。

砂糖

できるだけ料理にはてんさい糖やキビ糖を使用してみてくださいね。

逆流性食道炎を改善して快適な毎日を目指そう

目覚めた女性

逆流性食道炎になるとさまざまな不快な症状が現れて、日々の生活に影響を及ぼすこともあるでしょう。

「加齢や肥満が原因」と一般的には言われていますが、東洋医学では「体質が原因」と考えるため、まずは体質改善を第一におこなうのがおすすめです。

当店では逆流性食道炎の改善事例が多くありますので、長引く逆流性食道炎にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。