ドライアイでお困りの方へ
スマートフォンやパソコンなど、私たちの身の回りには目を酷使するアイテムがたくさん存在しています。それらの電子機器はプライベートでも仕事でも幅広く使われるアイテムとなっており、とても便利な一方で「ドライアイ」という弊害を引き起こします。
あなたも一度はドライアイに悩まされたことがあるのではないでしょうか？
ドライアイは目が乾燥するというだけではなく、視界がぼやけたり、かすんだりと、日常生活に支障をきたすことも珍しくありません。
こちらでは東洋医学から見たドライアイの本当の原因と対処法についてご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
【動画解説】ドライアイに有効なツボ！
※施術効果には個人差があります。
ドライアイとはどんな症状？
ドライアイとはその名の通り、「目が乾く」という症状をイメージされる方が多いでしょう。目の乾燥はもちろんですが、ドライアイを引き起こすと以下の症状も見られます。
- 目が疲れる
- 視界がぼやける、かすむ
- 目が重い、ショボショボする
目が極度に乾くと痛みや充血を引き起こしますし、視界がぼやけたりかすんでしまうと画面を見ることもままならずに、仕事の効率も下げてしまう可能性があります。
ドライアイはスマートフォンやパソコンといった便利なアイテムが普及するとともに患者数が増えてきました。
現代ではこれらのアイテムなしでは日常生活を送ることができないほど、重要な役割を果たしていますが、使いすぎによってドライアイを引き起こしますので、上手な使い方をする必要があります。
ドライアイとあわせて起こりやすい症状
ドライアイでお悩みの方の多くが、実は目の症状だけではなく他の箇所にも症状が出ている場合があります。
- 頭痛
- 腰痛
- 手足末端の冷え
- 生理痛
東洋医学ではこれらの症状はドライアイと密接した関係にあると考えられています。
西洋医学（病院）では、眼科を受診するとドライアイは目薬を用いて改善いますが、一時的に目の乾きや疲れが楽になっても、根本的な原因を改善できていない以上、また繰り返し同じ症状を引き起こす可能性があります。
東洋医学では、1つ症状が見られると他の箇所とも関係していると考えるため、体全体の不調を改善するためのアプローチをおこないます。
ドライアイの原因は「肝の不調」
西洋医学では基本的に対症療法しかおこなわないのに対して、東洋医学では体の些細なSOSサインも見逃さず、全体を改善していくことを目標にしています。
東洋医学ではドライアイの原因を「肝の不調」と考えていますので、肝機能を高めるためのツボを刺激することによって症状が改善していきます。
当店では肝にかかわるツボである
- 百会（ひゃくえ）
- 臨泣（りんきゅう）
- 風池（ふうち）
- 頷厭(がんえん)
- 懸顱(けんこ)
- 懸釐(けんり)
などにあたたかなお灸を添えて機能を高めます。
また、鍼の施術では「角孫（かくそん）」「目窓（もくそう）」といったツボを刺激が効果的です。
私たちの体にはいたるところに「経路（ツボ）」が存在し、それぞれのツボを刺激することにより、気、血、水といった体を構成する要素の機能が高まると言われています。
当店では1つの症状だけに着目するのではなく、体のいたるところの症状や状況をしっかりと把握し、適切なアプローチをおこなっていきます。効果もないのにダラダラと通院していただくということはありませんのでご安心くださいね。
五臓六腑の不調を改善する「経絡治療」とは？
東洋医学一筋の当店では体のあらゆる不調の原因は、体を構成している五臓六腑とつながる経絡とツボの巡りの悪さと考えています。
体の中にある心臓、肝臓、腎臓などあらゆる臓器とつながっているのが「経絡」や「ツボ」であり、それらを適切な方法で刺激することにより、体内の血、水、気の巡りが改善していきます。
経絡治療とは、東洋医学の中でもとても難易度が高く、繊細な技術と豊富な施術経験のある鍼灸師しかおこなうことができないのが特徴です。
当店の鍼灸師は全員国家資格を持っているのはもちろんのこと、豊富な実績を持ち、常日頃から人体について学びを続けています。実は東洋医学の鍼灸専門の鍼灸院は全国にわずか2％しか存在していないのですが、それだけ東洋医学の技術は難しく、奥が深いということになります。
経絡治療の種類は以下の2種類です。
1.標治法（ひょうちほう）
症状や痛みが出ている部位にダイレクトにアプローチをして症状を緩和する方法。
2.本治法（ほんちほう）
経絡の滞りや不具合を確認し、真の原因を追求する方法。最終的には体の巡りを改善するのが目標。
漂治法は一時的な症状緩和を目的とするため、いわゆる対症療法になってしまいますが、本治法は根本原因を突き止めて、症状から完全に解放されることを目標としています。
当店ではお体の状態を確認して、漂治法と本治法の両方を適切に使い分けています。
ドライアイを改善して快適な毎日を目指そう
目が乾いた状態をずっと続けていると、痛みを伴ったり、時には頭痛や生理痛などの症状も引き起こしてしまうことがあります。
当店ではドライアイの原因となっている肝の不調を改善するために、熱くないお灸と痛くない鍼でアプローチをしていきます。お子様や高齢者の方でも苦痛なく受けていただける優しい施術ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
