【潰瘍性大腸炎の2つの原因】体質と食事について解説!

東洋はり灸院 院長の石丸です。
今回は「潰瘍性大腸炎は原因不明ではない!」と題してお話ししたいと思います。
【動画解説】潰瘍性大腸炎の2大原因とは?
科学は万能ではない
インターネットなどで潰瘍性大腸炎について調べると、原因は明らかになっていないと書かれています。また、実際に病院に行っても、医師からは「潰瘍性大腸炎は原因不明だから完治はしない」「一生、薬を飲み続けなければいけない」などと伝えられるはずです。
しかし、これは西洋医学では原因がわからないということなのです。これに対して、東洋医学では原因不明ではありません。その証明として、私のYouTubeチャンネルでは潰瘍性大腸炎を改善した方との対談動画を多数、公開しているのでぜひご覧ください。
多くの方が潰瘍性大腸炎を改善していることが論より証拠であり、証明なのです。くり返しになりますが、潰瘍性大腸炎は西洋医学、病院では原因不明ですが、東洋医学では原因不明ではありません。
このことからわかるのは、科学は万能ではないということです。人体は科学だけでは証明ができない、ただそれだけのことなのです。
一方で東洋医学は、日本国内で1440年以上もの歴史があります。東洋医学はこの長い歴史の中で得た事実にもとづいて施術をしているだけです。科学的に証明ができなくても、症状が改善できれば、結局はそれで良いのではないでしょうか。
潰瘍性大腸炎以外の症状
東洋医学的には潰瘍性大腸炎の原因は、体質と食事の2つにあります。
まず、体質についてですが、潰瘍性大腸炎の方は潰瘍性大腸炎以外の症状はないでしょうか?潰瘍性大腸炎に加えて鼻が弱いなど、些細な症状だったとしても、何かあるはずです。
潰瘍性大腸炎の方に多い症状の一例
- 鼻が悪い(花粉症)
- 喉の調子が悪くなりやすい(慢性扁桃炎・慢性上咽頭炎・梅核気)
- 風邪をひくと喉が痛くなる
- 皮膚症状、皮膚が弱い
- 汗をかきやすい(手足の裏)
- 生理痛、生理不順、婦人科系疾患
- 末端冷え性
- 肺が弱い(小児喘息・気管支炎)
- 咳が出やすい
- 季節の変わり目に体調を崩す
- 朝の不調(肩や腰の痛み・だるさ)
- 動悸
- 眠りが浅い など
森を見て木を治す
潰瘍性大腸炎は、病院では消化器内科で診察されますが、もし、鼻の調子も悪かった場合、消化器内科の医師からは「それは耳鼻科に行ってください」と言われるはずです。
同様に耳鼻科に行って、皮膚症状を訴えても皮膚科へ、皮膚科で生理痛を訴えても婦人科へ、婦人科で動悸を訴えても循環器科に行くように言われてしまうわけです。
このように体をバラバラに見ているから、良くならないのです。まさに木を見て森を見ていないわけです。部分、部分だけを見ていても原因はわからず、良くもなりません。
これに対して、東洋医学は森を見て木を治します。森全体を見て、「他にどんな症状がありますか?」と聞き取り、潰瘍性大腸炎を改善していきます。つまり、森全体を見て、森全体が良くなるようにすることで潰瘍性大腸炎は改善されるわけです。木だけを見ていても、原因がわかるはずはないのです。
東洋医学的には、潰瘍性大腸炎の原因は、まずは体質です。潰瘍性大腸炎に加えて、どのような症状があるかが重要になります。
原因となる食べ物
その体質の上で、潰瘍性大腸炎の原因となるのが食べ物です。とくに注意しなければいけない食べ物をいくつかご紹介します。
小麦
パン、パスタ、ラーメン、ピザ、ハンバーガーなど
1週間に3回もパンやパスタを食べて、小麦を大量に摂取していないでしょうか。
砂糖
お菓子、清涼飲料水、ジュース、アイスクリーム、チョコレート、ケーキなど
自宅で白砂糖を使っている、使っていないの問題ではなく、普段から甘い物をとっていないでしょうか。
乳製品
牛乳、チーズ、ヨーグルトなど
油
からあげなどの揚げ物、野菜炒めなどの油を使う料理など
体を冷やす食べ物
トマト、キュウリ、パイナップル、葉物のサラダなど
和食の変遷
食べ物については、和食の変遷が重要なポイントとなります。実は日本人が食べていた物は、縄文時代から昭和初期までほぼ変わっていません。そして、この中に小麦、油、乳製品は含まれていません。
日本人が小麦などを食べるようになったのは、戦後のことです。日本人は戦後から小麦や乳製品、油を食べさせられるようになったのです。私も小学校1年生から6年生までは、毎日、パン、牛乳、マーガリンの給食でした。
日本人から米を奪いパンを与え、みそ汁を奪い牛乳を与え、漬物を奪いマーガリンを与えたのです。その結果、戦後、病人が激増していきます。
病人の激増
体は100%が食べ物でできています。戦後、日本人が縄文時代から食べてきたものを大きく変えてしまった結果、日本人の体は壊れてしまいました。体の原材料は食べ物なので、当然のことでしょう。
これは車にたとえると、ガソリン車に軽油や灯油を入れると故障するのと同じことです。
9割を和食に
こういった経緯からも、小麦や砂糖などは控えるべきです。「100%やめろ」とは言いませんが、食べ物の9割は和食にすると良いでしょう。
とくに玄米、みそ汁、納豆、のり、小魚、海藻、根菜類など、ひらがなの食べ物がオススメです。焼き魚や蒸し野菜、鍋料理などをメインにし、飲み物は水かお茶に変えましょう。
小麦や砂糖などは、嗜好品として、どうしても我慢できない範囲でとるようにしてください。100%とらないに越したことはありませんが、なかなか難しいと思うので、1割程度におさえるようにしましょう。
多くの患者様が改善
今現在、何も考えず、小麦などを好き勝手に食べている方は十分に注意してください。西洋医学の薬は臭い物に蓋をしているだけです。しかし、この臭い物をとってしまえば、病気は治るのです。
そして、この臭い物がどうしてできるのかというと、まさに体質と食事なのです。これは机上の空論ではありません。実際にこの考え方、この理論、このやり方で当店に来られた潰瘍性大腸炎のお客様は99%が改善されています。
潰瘍性大腸炎は機能的疾患なので、機能の低下によって症状が出ます。ですので、鍼灸、食事、漢方などで機能を高めていくと症状は出なくなります。これは実際に多くの方が改善されているので、論より証拠でしょう。
潰瘍性大腸炎を改善された男性との対談動画
潰瘍性大腸炎を改善された女性との対談動画
※施術効果には個人差があります。
真実を語る場として
潰瘍性大腸炎は東洋医学では原因不明ではありません。西洋医学、病院、科学では原因不明というだけの話なのです。
私はこういった事実が、医学界に取り上げられてほしいと思っています。私のYouTubeチャンネルでは多くのお客様が改善したと証言されているにもかかわらず、医学界からの問い合わせはありません。ですので、今後もお客様との対談や真実を語る動画を量産して、広く知れ渡るように地道に努力していきたいと思います。