鍼灸と食事療法で潰瘍性大腸炎を克服する方法

東洋はり灸院 統括院長の石丸です。
今回は「なぜ鍼灸で潰瘍性大腸炎が改善するのか」と題してお話ししたいと思います。
鍼灸のイメージ
鍼灸というと、肩こりや腰痛、ぎっくり腰、神経痛、膝の痛みなどには効果があるというイメージを持たれている方が多いと思います。また、おじいちゃん、おばあちゃんが行くところだと思われている方も多いかもしれません。
しかし、実は本当の東洋医学は内科が得意なのです。もちろん、肩こりや腰痛、膝痛、神経痛なども得意ですが、内科も非常に得意としています。
改善された患者様の存在
潰瘍性大腸炎は、内科の領域でも難病とされています。この潰瘍性大腸炎がなぜ鍼灸で改善できるのかをお伝えしたいと思います。
町田本院のYouTubeチャンネルでは、潰瘍性大腸炎を改善された多くの患者様がインタビューに答えてくださっています。鍼灸で潰瘍性大腸炎を改善された患者様が、世の中に本当のことを伝えてほしいということで出演されています。
動画をご覧いただくとわかるとおり、その数は1人や2人ではありません。改善されたすべての方にご出演いただいているわけではないので、その裏には10倍、100倍の改善された患者様がいらっしゃいます。
このように、実際に改善された多くの患者様の存在こそが、鍼灸で潰瘍性大腸炎が改善できることの証明になると思います。
経絡と五臓六腑
なぜ鍼やお灸で潰瘍性大腸炎が改善するのかと不思議に思う方も多いでしょう。
まず、東洋医学には経絡という考え方があります。経絡とは、ツボの道であり、駅と路線にたとえられます。大阪駅、京都駅、名古屋駅、新横浜駅、東京駅をつなぐ東海道線がありますが、このような路線が経絡なのです。
この経絡にはすべて五臓六腑の名前がついています。鍼灸のツボの本には下記のような記載があります。
手の太陰肺経 | 肺 |
手の陽明大腸経 | 大腸 |
足の陽明胃経 | 胃 |
足の太陰脾経 | 脾臓 |
手の少陰心経 | 心臓 |
手の太陽小腸経 | 小腸 |
このようにすべての経絡は五臓六腑、つまり内臓の名前なので、ツボと経絡は内臓をまとってまた外に出てくるわけです。
簡単にいうと、地下鉄のようなものです。関東には小田急線という線路があります。東洋はり灸院の本院の最寄りは町田駅ですが、町田駅から新宿に向かうと、代々木上原駅で地下鉄に入っていきます。この地下鉄にたとえると、町田駅に鍼をうつと、線路を通り、地下鉄へ入ることで内臓に効果が出るわけです。
このように外からの施術によって内臓に効果を出せるのです。たとえば、大腸の経絡は人差し指から肩に向けてずっと続いており、外からの刺激であっても経絡を通じて大腸まで届きます。
大腸の機能を高める
潰瘍性大腸炎の改善には、経穴(ツボ)と経絡(ツボの道)を使い、大腸の機能を高めていきます。潰瘍性大腸炎は西洋医学的には原因不明ですが、東洋医学では大腸の機能が落ちた結果、症状が出ていると考えます。
ツボと経絡を使い、大腸に効かせていくと大腸が元気になります。このような形で鍼ともぐさを用い、潰瘍性大腸炎を改善していくのです。
実際の施術は、その他の症状も合わせて行います。鼻の症状や末端冷え性、生理痛など、患者様はそれぞれに症状をお持ちなので、これらの症状も絡めながら大腸の機能を高めていきます。
食事に気をつける
来店された患者様には、鍼灸施術に加えて食事に気をつけていただきます。欧米化した食事を正さなければ、潰瘍性大腸炎は改善できません。
とくに下記の4つは非常に危険です。
- 小麦
- 乳製品
- 油
- 砂糖
これらを多く含む下記のような食べ物はとくに注意が必要です。
- ケーキ
- ポテトチップス
- アイスクリーム
- 牛乳
- シェイク など
このようなものを日常的に摂取していると病気になってしまうので、基本的には和食にしていただきたいと思います。体は100%が食べ物でできているので、食事には十分気をつけてください。
実際に改善された方の声
なぜ鍼灸で潰瘍性大腸炎が改善するのかについて、ご理解いただけたでしょうか。
東洋医学であれば、潰瘍性大腸炎は本当に改善できます。当店では多くの方が実際に改善されています。その証拠として、患者様の声をYouTube動画として公開していますので、ぜひ1度ご覧ください。
男性患者様の声
女性患者様の声
※施術効果には個人差がございます。
当院の潰瘍性大腸炎の鍼灸については、以下のページをご覧ください。最後までご覧いただき、ありがとうございました。