耳管開放症について
耳の病気のひとつに耳管開放症 (じかんかいほうしょう)というものがあります。
耳管開放症になると耳が詰まった感じがしたり、自分の声が大きく聞こえるなどの症状が現れ、非常に不快感が強いのが特徴です。
本記事では東洋医学から見た耳管開放症について解説するとともに、体質から改善する方法もお伝えします。「最近耳の調子が悪い」という方必見の内容となっていますので、ぜひご覧ください。
【動画解説】なぜ耳管開放症が鍼灸で良くなるのか?
耳管開放症を改善された方へインタビュー
※施術効果には個人差があります。
耳管開放症とは?
「耳管開放症」とは、本来閉じている耳管が開いたままの状態になっている病気です。
耳管開放症になると主に以下のような症状が見られます。
- 耳の閉塞感
- 自分の声が大きく聞こえる
- 自分の呼吸音が聞こえる
これらが耳管開放症の3大症状と言われており、耳の調子が悪いことで人の声が聞き取りにくくなったり、話しづらくなるなどの弊害も起こります。
耳管が開いた状態であることで、普段聞こえない音が聞こえてストレスに感じてしまい、精神疾患を引き起こすこともあるでしょう。
耳管開放症を改善するのが難しい理由
耳管開放症かも?と思ったらまずは耳鼻咽喉科に行く方が多いと思いますが、実は「改善するのが難しい耳の病気」として知られています。
耳鼻咽喉科では主に「加味帰脾湯(かみきひとう)」と呼ばれる漢方を処方されたり、開いている耳管が閉じるように直接薬を注入することもあります。これらのアプローチにより一時的には症状が緩和するものの、根本原因を改善しない限り、繰り返し耳管開放症を引き起こしてしまうため注意が必要です。
薬を用いても症状が改善しない理由は、「一般的な病院では症状が出ている部分しか見ない」というスタンスが大きく関係しています。
耳管開放症に限らずどのような症状であっても、痛みや不調が起こっている部分しか見ないため、いわゆる対症療法しかできていないのが現状です。耳管開放症と一言で言っても人によって症状や体質は千差万別であるため、ひとりひとりに合わせたアプローチをしなければ、根本改善は難しいでしょう。
東洋医学で耳管開放症を改善できる
一方、東洋医学では症状が出ている場所だけではなく、体全体に目を向けてアプローチをおこないます。
東洋医学では「森を見て木をなおす」という考え方があり、東洋医学が生まれてから4000年以上、その考え方は何一つ変わっていません。この言葉は、「体全体を見て痛みや不調が出ている箇所を改善する」という意味があり、耳や目、手を使った「四診法(ししんほう)」を用いて体の状態を正確に把握するところから始めます。
実際に、耳管開放症にお悩みの方は以下のような症状・体質を持っていることも多く、まずはそこから改善していくことが健康への第一歩と言えるでしょう。
- 呼吸器系が弱い
- ぜんそく気味
- 気管支炎になりやすい
- 円形脱毛症
- 手足の末端が冷えやすい
- 腰・首・肩の痛みがある
- 緊張型の頭痛がある
- 鼻の調子が悪い
- ドライアイ
- 生理痛・生理不順
体質から改善することで自己免疫力や生命力を高めることができ、耳管開放症以外の症状も改善できるのが東洋医学の強みです。
「耳に症状があるから」と言って顔の周りだけみても症状がよくなることは少なく、パズルを組み立てるようにひとつひとつの症状や状態をみていくことが大切です。
当店ではお客様ひとりひとりにピッタリ合ったアプローチを提供させていただくために、カウンセリングにもっとも重きを置いています。丁寧にカウンセリングをすることで、体の状態を正確に把握し、適切な場所に鍼灸をおこなうことができます。
東洋はり灸院によくある質問と回答
「東洋はり灸院に行ってみたい」という方も多いと思いますが、いざ行こうと思っても不安や疑問があるのではないでしょうか。
こちらでは東洋はり灸院が初めてという方のために、よくある質問と回答をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q. 痛みや熱さはありますか?
A.当店の鍼灸は痛み・熱さともにほとんどなく、老若男女誰でもリラックスして受けていただくことが可能です。
人によっては施術中に心地よさから眠ってしまわれる方もいるくらいですので、初めての方でも安心してお越しください。
Q. 施術スタッフは資格を持っているの?
A.当店のスタッフは全員国家資格を保有しているため、ご安心ください。
「はり師」「きゅう師」といったプロフェッショナルな資格を持った施術スタッフがお客様ひとりひとりに合わせた施術を提供いたします。
Q. 何回くらいで効果が出ますか?
A.個人差や症状の度合いによって異なりますが、早い方で4、5回ほどで効果を感じられます。
定期的に通っていただくことで「病気になりにくい体」を作ることができるため、最初のうちは週1回程度のご来店をおすすめしています。
Q.病院で改善しなかった病気もよくなりますか?
A.当店は「病院でお手上げの病気」や「慢性病」を得意としています。
難病指定の病気や長い期間悩まされてきた慢性病を改善してきた実績も多数ありますので、諦めずにぜひ一度お任せください。
耳管開放症を改善して快適な毎日を目指そう
「耳が詰まった感じがする」「自分の声が大きく聞こえる」という場合、もしかしたら耳管開放症を引き起こしているかもしれません。命にかかわる重大な病気ではないものの、放っておくと日々のパフォーマンスが落ちたり、精神的にストレスを感じてしまうかもしれません。
東洋医学では体質改善をおこなうことで、耳管開放症をはじめあらゆる症状を改善することが可能です。東洋はり灸院の鍼灸が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。