糖尿病について

肥満

「最近体重が増えてきている」という方は、糖尿病予備軍かもしれません。

糖尿病は成人の10人に1人が発症しているといわれている国民病のひとつです。なかでも肥満の方は、標準体重の人と比べて糖尿病疾病率が5倍にまで跳ね上がります。糖尿病の治療というと、インスリンを使って血糖値を下げる方法が一般的ですが、やみくもにインスリンを使用するのは危険です。

東洋医学の鍼灸であれば、身体に負担をかけることなく糖尿病の症状を緩和させることができます。ここでは糖尿病の症状にお悩みの方のために、東洋医学の視点から注意点や改善法を詳しく解説していきます。

【動画解説】糖尿病は東洋医学で根本改善を目指そう

※施術効果には個人差があります。

糖尿病とは

肥満

糖尿病は簡単に言うと、慢性的に血糖値が高くなってさまざまな障害が起こる病気です。40歳代から急速に患者数が増えるといわれ、肥満や食べ過ぎ、運動不足など生活習慣に乱れのある方に発症しやすい傾向があります。

インスリンは本来、血糖値が上がると分泌され、ブドウ糖を全身に運んで再びエネルギーとして利用できるようにする役目があります。しかし、このインスリンの働きが悪くなると血液中のブドウ糖があふれ、血糖値が上昇してしまうのです。

糖尿病は糖の処理能力が低い人がなる病気のため、予防は糖質を控えることが有効となります。食事や生活習慣の見直しをして、正しい糖質制限を行うことが症状改善には必要です。

糖尿病の種類

糖尿病は大きく分けて2種類に分類されます。

1型糖尿病

インスリン注射

膵臓のインスリンを出す細胞が何らかの原因により壊されてしまうことで起こります。若年層を中心に発症し、自分でインスリンを作れなくなるため、インスリン注射が必須です。

2型糖尿病

糖尿病

糖尿病患者の約90%は2型糖尿病に分類されます。2型糖尿病は、日々の生活習慣の乱れや加齢により発症されるものです。そのため、薬に頼らずとも体質改善をすることで、症状緩和が期待できます。

糖尿病の怖さは合併症にあり

診断

インスリンが不足して高血糖状態が続くと、さまざまな臓器障害が起こります。糖尿病でいちばん怖いのは高血糖そのものではなく、この3大合併症です。

①網膜症

眼球・身体

視力の低下から始まり、悪化すると失明の恐れがあります。

②腎臓機能の低下

腎臓・身体

だるさや疲れから始まり、腎不全に陥ると人工透析生活に至る確率が高まります。

③神経障害

悪化すると壊疽(組織の一部が死んでしまうこと)により、足の切断を招きます。

このほかにも糖尿病によって進む動脈硬化や、これに伴う心筋梗塞脳梗塞なども合併症のひとつとして懸念されます。

糖尿病の症状と気をつけたい病気のサイン

東洋医学・説明

糖尿病はサイレントキラーともいわれ、初期段階ではほとんど症状が出ない病気です。自覚症状が出たときには、すでに血糖値が高い状態が長く続いていて悪化している可能性があります。

「不規則な生活習慣が続いている」「最近体重が増えて肥満を指摘された」という糖尿病によくあるタイプに加え、

  • 以前よりのどが渇くようになった
  • 尿の回数が多く、甘いニオイがする
  • 身体がダルく疲れやすくなった
  • 食事量は通常なのに痩せてきた

といった症状が見られた場合、糖尿病のSOSサインです。当てはまる症状があれば、早めの検査と対策を心がけましょう。

東洋医学が考える糖尿病の原因

東洋医学

糖尿病の原因は加齢や肥満、生活習慣の乱れなどがよく指摘されます。一方、糖尿病の原因は五臓の不調体質にあるというのが東洋医学の考えです。五臓とは肝臓・心臓・肺・脾臓・腎臓のことで、これらの臓腑に異常が起こると身体の巡りが悪くなりさまざまな病気が引き起こされます。

東洋医学で糖尿病は肝・脾・腎に大きく関係していると考えます。腎は生命力の源といわれていますが、最も根源的な存在がです。ブドウ糖は身体を構成する物質であることから精に相当し、精は食べ物から胃腸を通して取り込まれ、肝や脾の働きにより身体に役立つよう処理されます。つまり肝・脾・腎の機能を改善することが、血糖値を下げるカギとなるのです。

糖尿病の体質改善を目指す東洋医学の鍼灸

石丸院長・施術

当店では東洋医学の伝統的な経絡治療を用いて五臓の機能を高め、糖尿病を改善へと導きます。経絡とは、身体に点在するツボと内臓をつなぐエネルギーや血液の通り道のことです。

経絡治療は鍼やお灸でツボを刺激し、特定の臓器を活性化させることで不調を改善させます。指や手首、足裏などのツボを使い、薬を使わずに血糖値を下げることができるのが東洋医学の鍼灸の強みです。

食生活を見直して血糖値をコントロール

お菓子

糖尿病の改善には、食生活の見直しが必要不可欠です。東洋医学では過度な糖質制限は推奨しませんが、食べた物で身体は作られるため不摂生は今すぐやめましょう。食事は刺激物を避けた淡白なものを心がけ、腹八分までに抑えるようにします。無理な食事制限ではないため、少しずつ身体を正しい食生活に慣らしていきましょう。

薬に頼りすぎずに糖尿病の症状を改善!

中年男性

患者数の9割を占めている2型糖尿病は、日々の食事と体質改善が症状克服のカギとなります。放置すると合併症を招く恐れがあるため、早めの対処を心がけましょう。

高血糖にお悩みの方は、薬を使わず身体に負担がかからない東洋医学の鍼灸がオススメです。まずはお気軽に、東洋医学専門の東洋はり灸院までご相談ください。血糖値をコントロールし、あなたの生活習慣をサポートいたします!

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