認知症が増える本当の理由とは?

認知症

近年、日本では認知症患者が大幅に増加し、軽度認知症を含めると862万人以上にものぼると言われています。

原因のひとつとして高齢化社会が挙げられますが、本当にこれだけが原因なのでしょうか。実は多くの人が服用している薬が、認知症の増加を促している可能性があるのです

本記事では薬が引き起こすリスクや東洋医学を用いたアプローチの特徴をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

【動画解説】認知症について

※施術効果には個人差があります

薬の副作用とせん妄のリスク

せん妄

薬理学者である浜六郎先生の著書には、「日常的に服用されているさまざまな薬が副作用として認知症を引き起こす可能性がある」と記されています。

例えば、多くの人が胃の不調で服用する胃薬には、せん妄(せんもう)という副作用があることをご存じでしょうか。

せん妄とは一時的に意識がもうろうとしてしまう状態を指し、場合によっては、時間や場所、自分が誰であるかさえ分からなくなることもあります。周囲の人が驚くほどの精神錯乱状態が特徴です。

浜先生はこのせん妄状態が結果的に認知症へとつながる可能性があると指摘しています。また、認知症のリスクがあるのは胃薬だけではありません。

  • 抗ヒスタミン剤(花粉症などのアレルギー薬)
  • 抗うつ剤
  • タミフル(インフルエンザ治療薬)
  • ステロイド剤(炎症を抑える薬)
  • 抗生物質
  • 降圧剤(高血圧治療薬)

降圧剤に関しては、血液の循環が悪くなり、脳への血流が不足することで認知機能に影響を与える可能性も指摘されています。

世の中に出回っている薬は症状を一時的に緩和する一方で、脳機能に影響を与え、認知症のリスクを高める可能性があるのです。

西洋医学の限界と東洋医学の可能性

東洋医学/西洋医学

現代の西洋医学では部位や症状別に専門の科が設けられており、それぞれが部分的にアプローチを行うのが一般的です。

例えば、呼吸のしづらさで悩んでいる人は、呼吸器科に行けばステロイドや気管支拡張剤を処方されます。しかし、症状によっては「一生飲み続けてください」と言われることも珍しくありません。副作用がある薬を一生飲み続けることは、徐々に身体にダメージを与えているのと同じです。

また、その人が同時に肩こりや頭痛を抱えていても、それは別の科の問題として扱われ、全体としてみることはありません。これはまさに「木をて森をない」アプローチと言えるでしょう。

西洋医学では部分的な症状を薬で緩和する対症療法が中心であるため、根本的な体質改善にはいたりません。そればかりか、結果的に薬の副作用によって新たな問題が生じるリスクを抱えることになります。

鍼灸施術

一方、東洋医学は「森をみて木をなおす」アプローチを行います。

身体全体を「ひとつ」としてとらえ、五臓六腑のバランスを整えることで、複数の症状を同時に改善していくことを目指します。

例えば、高血圧や花粉症、喘息のような慢性的な症状も、東洋医学では薬に頼らず鍼灸や漢方で体質から改善し、根本から治していくことが可能です。

実際に、一般的な病院では「一生薬を飲むしかない」と言われた呼吸器の症状が、東洋医学による数回の鍼灸で劇的に改善したケースもあります。

呼吸器だけでなく腎臓系のツボにもアプローチを行うことで、身体全体のバランスを整え、症状を改善することができた事例です。

自分の健康を守るために

シニアの介護

現在の日本では、年間数十兆円もの医療費がかけられています。しかし、病人が減っているわけではありません。これは、医療が産業として機能し、私たちの身体がその餌食になっていることを意味します。

医師だからといって、すべての薬の副作用や東洋医学の知識を持っているわけではありません。だからこそ、私たち一般人も医師の言うことを鵜呑みにせず、自ら学び、情報を集めることが大切です。本当にその薬が必要なのか、安全なのか、自分にとってメリットがあるのか、と疑問を持つようにしましょう。

どのようなアプローチにも必ずゴールがあります。薬を飲んで症状を抑え込むのではなく、根本から体質を改善し薬に頼らない生活を送ることが、さまざまな病気のリスクを減らし、真の健康を手に入れる近道となるでしょう。

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